持続可能な開発目標【SDGs(Sustainable Development Goals)】とは、2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本国政府としても積極的に取り組んでいます。
宇部環境技術センターではSDGsの全17のゴールの内、以下の6つのゴールについて取り組んでいます。
ゴール:3 すべての人に健康と福祉を
水系感染症を引き起こす水中微生物等を迅速正確に検査します。
- 水系感染症を引き起こす水中微生物等を検査・報告し、人々の健康と福祉に寄与します。
- スピーディな検査により、検水中に有害微生物が発見された場合にも早期対処を可能にし、拡散・被害を最小限に留めます。
- 分析結果は公共環境の監視・保全・改善の為の重要な指標となり、人々の健康を守ります。
ゴール:5 ジェンダー平等を実現しよう
性差別の無い働きやすい就業環境を目指します。
- 業務や作業の内容を考慮し、フィジカル・メンタル両面のストレスを最小限に留めることができるように、性別ではなく個性を尊重して仕事を割り振ります。
ゴール:6 安全な水とトイレを世界中に
水道原水、飲料水、井戸水の検査を迅速正確に行います。
- 飲料水や井戸水の検査を迅速正確に行い、安心・安全で衛生的な飲料水の供給をサポートします。
- 水道原水の検査により、水道水源地の良好な環境保全に寄与します。
ゴール:8 働きがいも経済成長も
働きがいのある充実感の溢れる就業環境を目指します。
- 育児世代の職員の就労環境に配慮し、育児と仕事の両立をサポートします。
- 過剰な時間外労働が発生しないように人材を適切に雇用し、効率的な資機材を整えます。
ゴール:10 人や国の不平等をなくそう
障がい者雇用
- 障がい者の方々を適宜雇用し、障がい者雇用率の向上に寄与します。また、障がい者の方々が働きやすい環境を創出し、離職率の低減に努めます。
ゴール:14 海の豊かさを守ろう、
ゴール:15 陸の豊かさも守ろう
豊かな国土の実現
- 環境水(海、河川、湖沼、ダム湖等etc)、大気、土壌の環境調査を行い、生物多様性と生態系の保護・回復、健全で生産的な国土の実現に努めます。