安全教育(2023年11月24日)『秋の体調不良について』
2023.12. 1 安全教育
2023年11月度の内部安全教育『秋の体調不良について』を全職員を対象にして行いました。講師は当センター業務課Y氏。
夏から秋にかけてのこの季節で、急激な気温差により体調不良がとても出やすいです。
なぜ体調不良を引き起こすのか、またはその対策を周知しました。
秋の体調不良として代表的なものは、
・頭痛、めまい
・全身倦怠感
・目のかゆみや鼻水、気管支喘息などのアレルギー症状
・気分の落ち込み、不安、うつ
などがあげられます。
それぞれの要因としては、
・急激な気温変化
自律神経のバランスを崩す。身体のだるさや疲れ、頭痛や消化不良。寒暖差により鼻粘膜が腫れて、アレルギー性鼻炎のような症状を発症。
・夏の冷房と冷たい飲食物
蓄積された冷えが秋へと持ち越されることにより、胃腸機能を低下させ体調不良を引き起こす。
・日照時間の減少
日照時間が短くなると、睡眠不足による気分の落ち込みや悩みで「季節性うつ病」の可能性。
・空気の乾燥
空気が乾燥していると汗をかいてもすぐ乾き、隠れ脱水症状に陥り、頭痛やめまいなどを引き起こす。
このような事態を招かないよう、対策をとる必要があります。以下の通りです。
・急激な気温変化
→自分の体調に合わせて温度が調節できるよう、薄手の羽織やひざ掛けでの対策。また、就寝1時間~1時間半前に40℃くらいのぬるめで15~20分入る。
・夏の冷房と冷たい飲み物
疲労回復効果や自律神経を整える食品、食材を摂取する。
また、食物繊維が豊富であったり、体を温める効果があるもの、リラックス効果のあるものを摂取するとよい。
・疲労回復効果、自律神経を整えるビタミンB1
→豚肉、玄米、大豆
・悪玉菌を減らす食物繊維が豊富
→キノコ類、さつまいも
・身体を温める食材
→ニラ、ニンニク、ネギ、ショウガ
・就寝前のリラックス効果
→白湯、ハーブティー(就寝1時間前くらいに飲むとより良い)
・日照時間の減少
→起床時、日光を良く浴びる。早寝早起きの規則正しい生活リズムを習慣づける。
・空気の乾燥
→水分をとるよう心掛ける。体を冷やさないよう常温がよい。自宅の中で行えるストレッチ、ヨガを行う。
体調不良に気を付けながら、業務を行っていきましょう。