所長挨拶
学校法人香川学園 宇部環境技術センターは、 1990年に当時の宇部短期大学(現宇部フロンティア大学短期大学部)科学研究所の改組により設立された組織です(学校法人が運営する全国唯一の環境調査・分析機関)。
さて、環境分野においては昨今、人間活動や自然原因による様々な課題や新たな問題物質が日々待ったなしで発生しています。これらの事象に対し、迅速且つ正確に状況を把握する調査・分析・試験を行わなければなりません。その為に、当センターでは常に最新の知識・情報を入手し、厳格な精度管理によって分析結果の導出を行います。また、これらの問題解決へ向けて果敢にチャレンジし、お客様の良きパートナーとしてあらゆるニーズにお応えできるよう、技術力の向上を目指して努力致します。
また、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)は、例えば「全ての人に健康と福祉を」のターゲット「大気汚染などによる疾病件数の大幅減」、「住み続けるまちづくりを」のターゲット「廃棄物管理による大気汚染などの軽減」、「つくる責任つかう責任」のターゲット「化学物質などの放出削減」のように高度経済成長で起こる健康被害に対する改善への取り組みが重要となっています。
当センターは、大気、水、土壌など環境全般の総合的な調査分析を行い、SDGs達成の一翼を担っていると自負しております。経験豊かな専門技術集団による“確かな眼”と“確かな技術”により、『正確』『迅速』をモットーに、皆様のご要望にお応えして参る所存でございます。
今後とも皆様方のご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2020年7月7日 所長 松本 治彦